内視鏡検査は消化器系疾患の診断に欠かせない検査方法です。
ここでは、内視鏡検査の種類や実施手順について詳しく解説します。
内視鏡検査の種類
内視鏡検査には大きく分けて上部消化管内視鏡と下部消化管内視鏡があります。上部消化管内視鏡は食道、胃、十二指腸を対象とし、胃がんや食道がんの早期発見に有効です。一方、下部消化管内視鏡は大腸を対象とし、大腸がんやポリープの発見に役立ちます。
それぞれの検査で使用する内視鏡の太さや長さが異なり、挿入する部位も違います。上部消化管内視鏡は口または鼻から挿入し、下部消化管内視鏡は肛門から挿入します。
内視鏡検査の実施手順
内視鏡検査は通常、以下のような手順で行われます。
まず、検査前の準備として、上部消化管内視鏡の場合は検査前日の夜から絶食が必要です。下部消化管内視鏡の場合は、検査前日から特別な下剤を服用し、腸内を空にする準備をします。
検査当日は、医師から検査の説明を受け、同意書にサインをします。その後、上部消化管内視鏡では喉の麻酔を行い、下部消化管内視鏡では鎮静剤を使用することもあります。
検査中は、医師の指示に従いながら、ゆっくりと呼吸をすることが大切です。検査時間は上部消化管内視鏡で約5〜10分、下部消化管内視鏡で約20〜30分程度です。
検査後は、しばらく安静にし、麻酔や鎮静剤の効果が切れるのを待ちます。その後、医師から検査結果の説明を受けます。
内視鏡検査は、消化器系疾患の早期発見と正確な診断に必要不可欠な検査方法です。検査に不安を感じる方も多いですが、適切な準備と心構えがあれば、安全に受けることができます。検査に関する疑問や不安がある場合は、担当医師に相談してください。